FIT2005講演とパネル討論

偉そうに(偉くもないのに)講演をしてきた.
https://secure1.gakkai-web.net/gakkai/fit/program/html/event/event.html#C

あと,パネル討論の司会もしてきた.

講演は,研究発表とそれほど変わらず(内容は,軽め)で,
あまり緊張もしない.

何事も最初というのは緊張するもので.

思い出せば,生まれて初めての学会発表.
M1の5月だった.発表の後,ものすごい質問の荒らしじゃなくて,嵐で,
疲れ果ててしまった.
実は,発表前に緊張しすぎで疲れていた...(^_^;

発表で緊張したと言えば,
生まれて初めての国際会議での発表.
今より格段に英語もしゃべれないのに,発表.
質問が2件あったけど,もうしどろもどろ...
国際会議の発表も,なんども発表するうちに,だんだん慣れてしまった.
慣れはいけないですね.適度の緊張感が必要ですよね.

数年前に,ロサンゼルスで発表したときは,聴衆は多いし,
なぜか壇上で発表だし,座長が二人もいるし,
質問は速すぎて聞き取れないしで,緊張したなあ.

今回は,パネル討論の司会をすることになった.
京都大学にI先生のはからいだ.
I先生には,いろいろ,経験させて頂いてありがたいと,心から思っている.

とはいっても,パネル討論の司会は初めて.
何回かはパネル討論は見たことがあるけど,結構たいへんそう...
パネリストが言う内容を要約したり,話をまとめたり,
自分で予め用意した講演とはことなって,
ダイナミックに(その場その場の状況)変化する.

パネリストなら,まだ,意識あわせもできるけど,
会場からの質問とかも,あるし...

ということで,
前日から珍しく緊張(^_^;
同行の学生はどう見ていたかもしれないけど,
ちょっと落ち着きが無かったと思う.

パネル討論は,2時間.
今回のパネリストは,社長や取締役の方が3名,大学教授の方が1名.
皆さん,ものすごくよくしゃべってくれて,
司会としては,大助かり.
パネリストの方々は,今回のパネリストの役割を見事に果たして頂いて,
非常に良い感じ(少なくとも私は)受けた.

会場からの質問に対しても,パネリストの皆さん,よく回答して頂いて,
司会の出るところは,ほとんど無くて,
本当に司会だけしていたような感じだった.

2時間の予定も無事終わり,パネル討論も終了した.

久しぶりの緊張感.

朝から,自分の講演,他の人の講演の聴講,パネルの打ち合わせ,パネル討論と,
緊張しっぱなしで,軽く頭痛がしてきた.
頭使いすぎで疲れたときの症状ですね.

会場の参加者から,
「中身の濃い良いパネルでしたね!」と感想をもらった.
まあ,お世辞でも,有りがったかった.

最後に,今回の講演会やパネル討論の問題は,聴衆が少なかったこと.
だいたい30名くらいしかいなかった.

残念!



宣伝が足りなかったのだろうか?
来年度も,シンポジウムがあるので,そのあたりの問題を何とか改善するようにしないと
講演者やパネリストに失礼になるとおもった.

今回は,講演者やパネリストの方々に非常に申し訳なくおもった.
2005/09/09(Fri) 23:05:02 | 一般
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Takashi Yoshino/吉野 孝
大学の教授をしています.コラボレーション・コミュニケーションに関する研究開発をしています.

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